西日本新聞で紹介されました!(12/17)

我らが事務局長「ちゃんぽん番長」の林田真明氏が取り上げられました!

“ちゃんぽん番長” 再び

~郷土食のPRに奔走する元雲仙市職員 林田 真明(はやしだ まさあき)さん(57)~

「ちゃんぽん番長」の異名を取ったのは18年前。雲仙市の小浜温泉街を盛り上げるちゃんぽん店のマップを手作りし、若手店主と愛好会を旗揚げしてPRした。柔道や筋トレで鍛えた100キロの体に学ラン、高下駄のいでたちで、豪快に麺をすする様子がたびたびマスコミに取り上げられた。奮闘ぶりはNHKのテレビドラマ「私の父はチャンポンマン」(2013年)にもなり、小浜の名は全国に鳴り響いた。

当時は雲仙市職員。「生まれ育った温泉街に再びにぎわいを」との思いで手弁当で活動したが、家族や職場のの理解は得られなかった。「恥ずかしい」と3人の娘たちから反発も受けた。「学ランをしまった場所を訪ねても、妻は知らんぷりです」
昨年3月、雲仙市を早期退職。橘湾の養殖サーモンや小浜ブドウを用いたワインといった郷土食の売り込みに、フリーの立場で奔走する。

先月から手がけるのは、長崎、熊本、鹿児島県を貫く国道389号沿いのちゃんぽん店を巡るスタンプラリー。来年2月末までの期間中、参加30店で食べたちゃんぽんをインスタグラムに投稿すると、抽選で景品などが当たる特典がある。「コロナ禍が明けたら」何かやりましょう」と話していた天草ちゃんぽん連絡協議会(10店加盟)の永田文明会長(75)と二人三脚で企画した。狙いは過疎化が激しい九州西岸部のまちおこしにある。
小浜ちゃんぽんの特徴は、「毎日でも食べられる、日替わり弁当」。一方、天草ちゃんぽんは店によって伊勢海老がまるごと載っていたり、ブランド地鶏の天草大王でだしをとった濃厚スープだったりと変化に富む。
「天草の店をはしごしたことがあるんですが、海鮮産地のカラーが出ていて、ごちそうの色合いが強い」
スタンプラリーのPRのため、熊本県の木村敬知事と酒杯を交わして親交を深めた。鹿児島県の塩田康一知事とも月内に会う予定。国道389号の起点、福岡県大牟田市にも範囲を広げたい考えだ。

退職後、自ら選んだ道ながら「なぜ辞めねばならなかったのか」と暗澹たる思いを抱いてきた。それでも、ちゃんぽんイベント販売で客の笑顔に接すると迷いは吹き飛ぶ。着用したTシャツには「NO CHAMPON NO LIFE」の文字。”番長復活”ののろしが上がった。

(本山友彦)